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2024.07.22 

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没入型体験を実現!フルトラッキング機材の商品を紹介



はじめに



VRChatで遊んでいくうち、より深い没入体験を追い求めるようになった方も少なくないのではないでしょうか?

よりよい機材を追い求めていくうちに「フルボディトラッキング」という言葉にたどり着いた方も多いはず!

フルボディトラッキングとはVRChatの中でユーザーの体全体の動きを、アバターに追従させることです。

その際に使用する機材を「フルトラッキング機材」と言い、よく「フルトラ機材」と略されます。

フルトラッキング機材にも多数種類があるため、好みに合う機材を選ぶのが重要です。

そんなあなたにおすすめの人気機種をご紹介します!

機種選びの参考になれば幸いです。




目次



1.フルトラッキング機材を見てみよう!

2.やりたいことを決めよう!






1.フルトラッキング機材を見てみよう!



①IMU(慣性)方式の機材

Uni-motion

Uni-StationとUni-sensorで構成されるIMU(慣性)方式のフルトラッキング機材です。

センサー5個セットのUni-motion Coreと、胸部または腰部センサーを追加した6個セットのUnimotion-Fullがあります。

オプションでセンサーを追加することができます。(固定用バンドは別売り)

センサーの電源に乾電池を使用するのが特徴です。

 参照や注釈 

Uni-motion|フルトラ
https://uni-motion.com/

(参照 2024-5-23)


HaritoraX

胸部のメインユニットと両太もも、両脛のサブユニット4個の、合計5個のユニットで構成される機材です。

また肘トラッキング拡張セットと、腰トラッキング拡張セットを追加購入することで、11点トラッキングにも対応しています。USB(type-C)で充電できます。

 参照や注釈 

 HaritoraX 1.1B - フルトラ | Shiftall
https://ja.shiftall.net/products/haritorax

(参照 2024-5-23)


mocopi

外でも使用できる(2024-05-27現在では)唯一のIMU(慣性)方式フルトラッキング機材です。

スマートフォンを経由して、モーションキャプチャーを行います。

6点トラッキングに対応しています。

 参照や注釈 

モバイルモーションキャプチャー mocopi | ソニー
https://www.sony.jp/mocopi/

(参照 2024-5-23)


➁カメラ方式のソフトウェア

MocapForAll

Webカメラ最低2台を使用して、プレイヤー1人をモーションキャプチャーするソフトです。

動作させるにはミドルクラス以上のグラフィックボードが必要になるので、注意が必要です。

公式ページには「違う種類のWebカメラ2台以上でも動作する」と記載されています。

しかし安定したフレームレートを出すには、同種のWebカメラを使用するのが良いと思われます。

Windowsのみに対応しており、MacOSでは使用できません。

体験版も用意されているので、ぜひダウンロードして使用感を試してみてください。

 参照や注釈 

MocapForAll

https://vrlab.akiya-souken.co.jp/products/mocapforall/

(参照 2024-5-23)


TDPT(Three D Pose Tracker)

カメラ一台で始められて、キャリブレーションも不要で、しかも無料で使用できます。

性能の高くないPCでも動作する、低負荷バージョンもあります。

しかしフェイストラッキングや、ハンドトラッキングといったオプションをオンにすると、かなり負荷がかかります。

その場合ミドルクラス以上のゲーミングPCの性能が必要になるので、注意が必要です。

Windows版とiOS版があります。

また有料の開発応援バージョンも用意されています。

アプリケーションは同じものですが、DiscordのTDPTのサーバーへの招待URLを内包しています。

アプリの使い方がわからないときに質問をしたり、バグの問い合わせも可能。

製作者としては将来的に、建設的な議論によってアイデアや課題を見つけ出したり、トラッキング技術の知見を共有し合うためのコミュニティとしても発展していきたいとの考えがあるようです。

アプリケーションを一緒に開発していきたい方は、有料版の購入も検討してはいかがでしょうか。


 参照や注釈 

ThreeDPoseTracker | デジタルスタンダード公式

https://digital-standard.com/tdpt/

(参照 2024-5-23)


③光学センサー方式の機材

VIVEトラッカー

VIVEトラッカー3個とBase Station1台が最小の構成になります。

トラッカーを買い増すことで、最大11点トラッキングに対応。

またBase Stationを増やすことで、精度と安定性を上昇させることができます。(通常は2台程度で使用するようです)

USB(type-C)で充電できます。

固定用バンドは別売りなので、注意してください。

 参照や注釈 

VIVEトラッカー(3.0)|VIVE 日本

https://www.vive.com/jp/accessory/tracker3/

(参照 2024-5-23)



2.したい動きに合わせて機材を決めよう!



フルトラッキング機材にはそれぞれの特性によって、向き不向きがあります。

せっかく高価な機材を買っても、自分のしたい動作ができないのでは困りますね。

ですので簡単な動きだけでいい、ラジオ体操などをしたい、VR睡眠がしたい、激しいダンスを踊りたいなど、自分の求める動作レベルをはっきりさせる必要があります。

安い機材から始めてやりたいことが増えたら、もっと高級な機材を買うのもありかもしれません。


IMU方式カメラ方式光学センサー方式
簡単な動き
ラジオ体操
VR睡眠
激しいダンス







まとめ



フルトラッキング機材には、多種多様な特性を持った商品が発売されています。

機種を選ぶ前に、やりたいことを決めておくとスムーズに選べるかと思います。

本記事を読んで、ご自身に合った機材を選んでみてください!




🏷️タグ

#VRChat

#フルトラッキング

#Uni-motion

#HaritoraX

#mocopi

#MocapForAll

#TDPT

#VIVEトラッカー

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