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2024.11.25 

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VRChatを始めたい方必見!快適にプレイするためのPCのスペックを解説!



はじめに



VRChatをやってみたい・・・。

でもどんなPCが必要なのかわからない・・・。

そう思ったことはありませんか?

今回はそんな疑問に答えて、VRChatを快適にプレイするためのPCスペックについて解説します。

VRChatの基礎知識や最低必要スペックを解説した後、目的別に必要なPCスペックについて説明していきます!




目次



1.どんな機材が必要なの?

2.どんな世界なのかとりあえず見てみたい!「デスクトップモード」

3.没入感を楽しんでみたい!「VRモード」




1.どんな機材が必要なの?



まずVRChatにはSteamで配布されている「PC・PCVR版」と、Meta Quest3などでプレイできる「Quest版」の二種類があります。

それぞれクロスプラットフォーム(異なる機種でも使用できるソフトウェアのこと)対応していますが、Quest版には制限があり、使用できない機能があります。

しかしPCを新しく買うより、Meta Quest3を買う方が価格的には安くプレイできます。

そしてPC・PCVR版はWindowsのみに対応しており、MacOSではプレイできません。

まずは公式で発表されている、PCの必要最低スペックから見てみましょう。


OS Windows 10, Windows 11
CPU Intel i5-4590 / AMD FX 8350
メモリー 4 GB
グラフィック NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290
ストレージ 21.5GB


あくまで最低スペックなので、ここから目的ごとにどれくらいのスペックが必要なのか、解説していきたいと思います。



2.どんな世界なのかとりあえず見てみたい!「デスクトップモード」



VRChatがどんな世界なのか、少し覗いてみたい!

そんな人にはまずは特別な機材が必要ない、「デスクトップモード」でのプレイをお勧めします。

デスクトップモードはPCのモニターに映像を表示してプレイするモードです。

人数が少なければノートPCでも動作可能です。

とはいえ普通のビジネスノートPCではまともに動きません。

CPUがRyzen5 2600、グラフィックボードがGTX1650 Super程度、メモリーが16GBあれば動作可能と思われます。

しかし安定したフレームレートを出すには、やはりデスクトップのゲーミングPCが必要になるでしょう。

CPUがCore i5 11400、Ryzen 5 5600G、グラフィックボードがRTX 3060(8GB)、メモリーが16GB程度あれば快適にデスクトップモードをプレイできるでしょう。



3.没入感を楽しんでみたい!「VRモード」



VRヘッドセットを使って没入感を楽しみたい!という人には、「VRモード」がおすすめです。

デスクトップモードで満足できなくなったら、Meta Quest3などのVRヘッドセットを使用するVRモードでプレイしてみてはいかがでしょうか。


VRモードでは高画質のヘッドセットに映像を表示するため、必然的に要求されるスペックが高くなります。

もちろん新しくて高性能なPCの方が安定して動作しますが、VRChatの場合上を見たらキリがないのが現状です。

ですので「どんなワールドでどんなことをしたいか」、目的を絞ってスペックを見積もる必要があります。

VRChatには「インスタンス」という、概念があります。

大勢の人が集まるワールドではアクセスの集中を避ける必要があります。

そこで同じワールドをいくつか仮想的にコピーしてアクセスの集中を分散する、というのがインスタンスの考え方です。


インスタンスの規模による推奨スペックは、以下の通りです。


約30人程度の中規模インスタンスでの推奨スペック

CPU Core i5 11400 以上、Ryzen 5 5600G 以上
メモリー 32GB 以上
グラフィック RTX 3060 (12GB)以上


大型イベント、集会参加の推奨スペック

CPU Core i7 11700 以上、Ryzen 7 5700G 以上
メモリ 64GB 以上
グラフィック RTX 3090(24GB)、RTX 4070 Ti Super(16GB)以上


CPU性能に不足があるPCでは、人数の多いインスタンスやギミックの多いワールドで、問題が起きます。

具体的には画面のカクつきや処理落ちが発生する可能性があります。

また慣れてくると録画や録音をしながら遊ぶことも増えてくるかと思いますので、できるだけコア数の多いものを選んでおくと後悔しません。

VRChatはメモリーを非常に多く使用するので、一般的なPCの16GBでは足りなくなります。

ある程度の人数が集まるワールドでも余裕を持って遊びたいのであれば、メモリは必ず32GB以上を選びましょう。

グラフィックボードは最も重要なパーツです。

グラフィックチップの性能も大事ですが、VRChatではビデオメモリー(VRAM)の容量が重要になります。

というのもVRChatは最適化(CPUやGPUの処理する量を減らしたり、メモリー使用量を減らすために、画面処理の方法を細かく見直す作業のこと)がされていません。

よって、VRAMの性能が、使用可能なアバター容量や、表示できるワールド情報量に、ダイレクトに影響するのです。

ですので上位のグラフィックチップより、VRAM容量の大きい、下位のチップを搭載したグラフィックボードの方が、フレームレートが高くなることもあります。

人数が多いワールドになると、VRAM8GBモデルでは容量が足りないかもしれません。

用途に合わせて慎重に選びましょう。


グラフィックボードの種類としては、NVIDIA社のRTXシリーズが有名です。

AMD社のRadeonシリーズもその次に有名で、性能に対して価格が安いというメリットがあります。

ただしこちらは、一部の関連ソフトが使用できない等の報告があるので、やや玄人向けといえるかもしれません。




まとめ



人数が増えるにつれて、要求スペックはどんどん上がっていきます。

できるだけ最新の、高性能PCでプレイするのがおすすめですが、もちろん性能に応じて値段も上がります。

本記事を読んで、目的を絞りながら最適なスペックのPCを検討してください!



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