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【2025年】人気の低価格帯ワイヤレスイヤホン3選
はじめに
ワイヤレスイヤホンは、ケーブルが無いため煩わしさを感じにくく、快適に音楽を楽しむことができます。 しかし、膨大な数のモデルが販売されているためどれを選べばよいか分からないという方も多いのではないでしょうか?
今回はワイヤレスイヤホンの選び方と、お求めやすい人気モデルを厳選して紹介していきます!
目次
1.ワイヤレスイヤホンって何?
2.選ぶ際に注目すべきポイントは?
3.おすすめのモデルを紹介!
1.ワイヤレスイヤホンって何?
現在主流のワイヤレスイヤホンは「完全ワイヤレスイヤホン」と呼ばれるモデルで、イヤホン同士がケーブルで接続されておらず、それぞれ独立しているのが特徴です。
従来のイヤホンでは使用中にケーブルが引っかかったり、断線してしまう場合もありましたが、そのようなストレスから解放されます。
2.選ぶ際に注目すべきポイントは?
①音質にこだわりたい人は「コーデック」をチェック
コーデックとは、音声データを圧縮する際の方式です。Bluetoothでデータを送信する際などに用いられます。
多くのイヤホンではSBC、AACというコーデックが採用されています。
コーデックは音質や遅延に大きく関わる要素ですが、様々な種類があるためどれを選択したら良いか迷ってしまいがち。ここでは各コーデックごとの大まかな特徴を解説します。
SBC
全てのワイヤレス製品が対応している定番のコーデック。人によっては若干の遅延を感じることも。
AAC
SBCより遅延が少なく、SBCよりも高音質なコーデック。iPhoneなどで採用されている。
aptX
android端末で採用されているコーデック。AACよりも高音質で遅延が少ない。
aptX LL(Low Latency)
リズムゲーム(音楽ゲーム)もストレスなく楽しめる低遅延のコーデック。
aptX HD
ハイレゾ (※)と同レベルの高音質再生が可能な、aptXをより高音質にしたもの。
LDAC
aptX HD以上に高音質なコーデック。ハイレゾと同レベルの高音質再生が可能
(※)ハイレゾ・・・ハイレゾリューションオーディオの略で、CD以上に高解像度な音源を指す。
スマホで快適に音楽を楽しみたい場合は、AAC、aptX以上のコーデックに対応した機種を選ぶことをオススメします。
②イヤホンの音の特徴を決める「ドライバー」
ドライバーはイヤホンに内蔵されている音が出る箇所で、いわば心臓のようなものです。
ドライバーは主に3種類あり、それぞれ大きく性格が異なります。
ダイナミック型(D型)
低音の表現に優れており、臨場感と迫力を楽しめます。
バランスド・アーマチュア型(BA型)
高音の表現に優れており、繊細で高解像度な音を楽しめます。
ハイブリッド型
低音から高音を幅広くカバーした、D型とBA型の良い所を掛け合わせたタイプです。
③バッテリーの持続時間
ワイヤレスイヤホンを使用する上でバッテリーの持ちは特に気になる点ではないでしょうか。
多くのワイヤレスイヤホンはイヤホンを収納するケースが充電器の役割を果たすので、可能であればイヤホン本体とケース、それぞれの最大再生時間をチェックすると良いでしょう。
イヤホン本体とケースの合計最大再生時間を表記しているモデルもあるため注意が必要です。
近年では100時間以上再生可能なモデルも登場しています。
また、数分の充電で約1時間の再生が可能な急速充電に対応しているモデルもあります。
最大再生時間、急速充電に対応しているかの2点をチェックしてみてください。
参照や注釈
Amazon Anker Soundcore Liberty (ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.0)【IPX5防水規格 / 最大100時間音楽再生 / グラフェン採用ドライバー/Siri対応/PSE認証済】(25年2月12日参照)
④ノイズキャンセリングに対応しているか
ノイズキャンセリングとは、周囲の騒音を低減させる機能のことです。
イヤーピースを特殊な材質、形状にすることにより物理的に音を遮断する「パッシブ(受け身)・ノイズキャンセリング(PNC)」、騒音とされている音波と逆位相の音波を出力することにより相殺させる「アクティブ(能動的)・ノイズキャンセリング(ANC)」の2種類があります。
電車や人混みなどで快適に音楽を聴いたり、仮眠時に騒音を遮断する際にも有用です。
ノイズキャンセリングに対応したイヤホンを装着していると、会話が聞き取りにくい場合もあるため、外音取り込み機能を搭載したモデルを選択することをオススメします。
イヤホンを装着した状状態でも会話が可能ですし、車の接近に気付けるため外でも安全に使用できます。
※ノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンを外で使用する場合は、車や人の接近など、周囲に十分に注意を向けてください。
⑤その他
防水機能搭載モデルは、ランニングやトレーニングなど、汗をかくスポーツシーンでも音楽を楽しむことが可能です。
プールやお風呂での使用を検討している方は、完全防水仕様のモデルを選択しましょう。
IPX7以上のモデルが完全防水に対応しています。
※IPXは防水、防塵のレベルを表す規格で、IPX7以上のモデルが完全防水に分類されます。
また、複数のデバイスに同時接続可能な「マルチポイント機能」を搭載したモデルなら、私用と仕事用のスマホどちらともペアリングした状態にすることが可能です。
着信があった際など非常に便利なので、ぜひ対応モデルの購入を検討してみてください。
似た機能に「マルチペアリング」というものがありますが、こちらは複数デバイスの接続情報を保持するだけにとどまります。同時接続は出来ない点に注意してください。
参照や注釈
e☆イヤホン https://www.e-earphone.jp/ex/contents/feature/2698/true_wireless_2020/?srsltid=AfmBOorw4Xn-EW-DvZ87hcplZ4aWLGQWUVkM5TQNrZWU0U2mfNGVGZNQ (25年2月12日参照)
ビッグカメラ.com -【2025年】完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ44選 人気の高音質モデルなどをピックアップ https://www.biccamera.com/bc/i/topics/bluetooth_recommend/index.jsp (25年2月12日参照)
騒音だけなぜ消える? 『ノイズキャンセリング』の仕組みとは https://time-space.kddi.com/ict-keywords/kaisetsu/20160427.html (25年2月12日参照)
3.おすすめのモデルを紹介!
①SONY WF-1000XM5
ノイズキャンセリングと音質、両方にこだわりたい方へおすすめしたいのがこちらのモデル。
左右それぞれに3つのノイズキャンセリングマイクを搭載し、大幅なノイズ低減を可能に。
大人気モデル「WF-1000XM4」の後継モデルに位置しており、前モデルより更に20%のノイズ低減を実現しています。
クリアな音質での通話が可能な高品質マイクも搭載し、急速充電にも対応と隙がありません。
気になる音質面ですが、低音域がしっかりと作られており、抜群の聴きごたえとなっています。
24年10月にスモーキーピンクのモデルが登場し、カラーバリエーションが増えたのも嬉しいポイント。
参照や注釈
SONY公式HP - WF-1000XM5 https://www.sony.jp/headphone/products/WF-1000XM5/?srsltid=AfmBOormEfMPfTaYjRwHYSk0A1SybTPwrpikvv2Gao6qTI1Ymok7XUHR (25年2月12日参照)
②Noble Audio NOB-FALCONMAX-B (FALCON MAX)
Noble Audioは、「Wizard」の異名を持つ聴覚学博士、ジョン・モールトン博士によって設立された米国のオーディオ、イヤホンメーカーです。
博士の音質チューニング技術や、聴覚学者、聴覚専門医としての知見が製品設計が行われている、数少ないメーカーでもあります。
ハイエンドモデルからエントリーモデルまで、幅広いラインナップが展開さているのも魅力的。 筆者の推しメーカーの1つで、比較的安価かつ高音質なイヤホンをお探しの方はぜひ一度検討していただきたいメーカーです!
NOB-FALCONMAX-Bは、ドライバー、コーデック、SoC(PCパーツで例えるとCPUのようなもの)の3つが優れているワイヤレスイヤホンです。
ドライバーはハイブリッド型で、低音から高音まで非常にクリアな音質を楽しめます。
コーデックはLDACとaptX Adaptiveにまで対応。味付けの少ないナチュラルでクリアな音を楽しみたい方はぜひ一度お試しください。
参照や注釈
Noble Audio公式HP - FALCONMAX https://nobleaudio.jp/falcon-max/ (25年2月12日参照)
③水月雨 (MOONDROP)「SPACE TRAVEL」
水月雨 MOONDROP (スイゲツアメ ムーンドロップ)は近年人気の、中国発のブランドです。
約6,000円(25年2月現在)とリーズナブルながら、宇宙服をイメージするようなデザイン性の高さ、高品質なノイズキャンセリング、水月雨 MOONDROP の強みである、透き通るような透明感のあるサウンドが楽しめます。ゲームや動画視聴にもおすすめ。
コストパフォーマンスを求める方にぜひおすすめしたいモデルです。
参照や注釈
地球世界(水月雨 MOONDROP) HP https://www.chikyu-sekai.com/ (25年2月12日参照)
まとめ
今回ご紹介できなかったモデル以外にも魅力的なモデルが沢山登場しているため、気になるモデルがあったらぜひ店頭で視聴することもお勧めします。
たとえば、秋葉原にあるイヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」さんでは、膨大な数のイヤホンを視聴可能です。(視聴の際は必ず店員さんの指示に従ってください。)
この記事を参考に、ぜひ自分にマッチしたイヤホンを探してみて下さい!
参照や注釈
e☆イヤホンHP https://www.e-earphone.jp/?srsltid=AfmBOoo2v9lzOFEhZR7mlClAqDHjHZb_Qy_DDgfZCH1S0JiXFdpPtHwx (25年2月12日参照)
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#水月雨 (MOONDROP)
#e☆イヤホン