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2025.05.15  

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「高音質」とか「ハイレゾ」って結局なに?分かりやすく解説



はじめに



音楽好きなら、お気に入りの曲を高音質で楽しみたい!と思う方が殆どではないでしょうか。

しかし、何気なく使う「音質」や「高音質」という言葉の意味を、正しく理解しているかと問われると、自信が無いという方も多いはず。

今回は、よく耳にする高音質や、ハイレゾとはどのような意味を指すのか解説していきます!




目次



1.高音質ってなに?

2.ハイレゾってなに?




1.高音質ってなに?



音質とは

音質とは、音の鮮明さやバランス、広がりなど、聴こえる音全体の品質を指します。

注意が必要なのは、同じ音質でも、楽器の生演奏と、CDやサブスクサービスなどから聞く音は別物という点です。

前者は楽器を演奏することにより発生する音の良し悪しを取り扱い、後者はオーディオデータの良し悪しを取り扱います。

つまり、扱う対象が異なるのです。今回の記事では後者に焦点を絞って解説しています。


高音質とは

高音質とは、ズバリ、「聴いていて心地良いと感じられる音」を指します。

しかし、高音質に絶対的な正解は存在しません。

高音質と感じる音源や、イヤホンなどのオーディオデバイスの良し悪しは人それぞれで、意見が別れます。

永遠のテーマであり、だからこその奥深さや面白さを感じるオーディオマニアの方も多いです。

明確な基準はないものの、人が音源を聴き、心地よいと感じやすいポイントの例を紹介します。


①音の大小の幅(ダイナミックレンジ)が適切

ダイナミックレンジとは、音の大小の幅を指します。

大小の幅が狭すぎると迫力を感じられず、物足りないと感じやすくなります。

逆に幅が広すぎても小さい音と大きい音の差にびっくりしてしまったり、聴いていて疲れてしまうでしょう。

適切な大小の幅が、心地よいリスニング体験には必要不可欠です。

個人的な見解ですが、映画館などで大音量の音楽が流れると感動してしまうことが多いように感じます。(映画の場合、音楽以外の要素も関係してきますが)


②音源(曲のデータ)に周波数の偏りが無い

周波数とは、1秒間に音がどれだけ振動しているかを指し、Hz(ヘルツ)という単位で表されます。

音の高低は、周波数によって決まります。周波数が低ければ低い音として聴こえ、周波数が高ければ高い音として聴こえます。

ジャンルにもよりますが、多くの楽曲では低い音から高い音までバランスよく鳴っており、そのバランスの良さが「良い音」と感じるポイントになるようです。

逆に、周波数に偏りがあると不自然に感じてしまいます。


③ビットレート(bit)

ビットレートとは、1秒間にどれほどの情報が詰め込まれているかを数値化したもので、高ければ高いほど情報量の多い音声データとなります。

一般的には高ビットレートの音声は高品質とされていますが、収録時に使用した機材の質が低い場合、低品質のデータが再現されてしまいます。

必ずしも高ビットレート=高品質の音声データではない点に注意が必要です。


参照や注釈

【プロが解説】音が良いとは?初心者向けに音質を決める要素を徹底解説!

https://standwave.jp/【プロが解説】音が良いとは?初心者向けに音質/  (25年 3月12日参照)



2.ハイレゾってなに?



ハイレゾは「ハイレゾリューションオーディオ」の略で、高解像度オーディオという意味です。

CDと比較しより多くの情報を保持しているため、まるで生演奏を聴いているかのような鮮明な音が楽しめます。

一言で言うと「CDより音がいいオーディオデータ」という事になりますが、CDより音がいいと言われてもピンときませんよね。

これを紐解くポイントとなるのが、「サンプリング周波数(単位はHz))」と「量子ビット数(単位はbit)」の2つです。 CDの規格(フォーマット)は44.1kHz、16bitと言われていますが、この数値や単位が何を指すのか解説していきます。


Hz(ヘルツ)

44.1kHzは、サンプリング周波数と呼ばれるものです。再生可能な「音の高低」を表します。

この数値が高ければより高い音を記録可能で、ハイレゾと呼ばれる音源は96~192kHzが一般的なサンプリング周波数とされています。


人が聴き取ることが可能な音の高低の範囲は、高い音は20kHz、低い音が20Hzですので、ハイレゾ音源は人間の可聴域を大きく超えるサンプリング周波数が記録されているということになります。


この差がより原音に近い音楽体験を楽しめる理由の一つです。

臨場感や音が抜けていくような空気間など、言葉で言い表すのが難しいような微妙なニュアンスまで感じ取れるのが、ハイレゾ音源の魅力です!


bit(ビット)

もう一つの要素である16bitは、量子化ビット数と呼ばれ、音の大小をどのくらい細かく表現できるかを表しています。

数値が大きいほど音の強弱の表現が滑らかで、ハイレゾ音源では24Bitが一般的な量子化ビット数とされています。

こちらも原音を忠実に再現する為に不可欠な要素です!



参照や注釈

I O DETA - 音がキレイ?ハイレゾ音源とはどんな音源? (25年 3月12日参照) https://www.ioplaza.jp/knowledge/no05/index.html

DENON - 超初心者のための「ハイレゾって何?」そもそも編 (25年 3月12日参照)

https://www.denon.jp/ja-jp/blog/7166/index.html




まとめ



音楽を高音質で楽しむためには押さえておきたい必須知識ですので、今回の内容を理解した上でイヤホンなどのオーディオ機器を探してみてください!モデルの説明を以前よりも少しだけ理解できるはずです!



🏷️タグ

#高音質

#ハイレゾ

#オーディオ

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