「VTuberを始めたいけど、アバターってどうやって作るの?」――この記事では、VTuberモデル・アバターの作り方を2D・3Dの両方に分けて、初心者にもわかりやすく解説します。制作方法の選び方、費用相場、おすすめソフト、トラッキング環境の構築まで、VTuber活動の準備に必要な情報をすべてまとめました。
2025年度の国内VTuber市場規模は前年度比120.0%の1,260億円に到達する見込みです(※1)。個人VTuberから企業・自治体まで参入が拡大するなか、アバター制作のハードルは年々下がっています。無料ツールの進化やAI技術の活用により、専門知識がなくても高品質なVTuberモデルを制作できる時代になりました。この記事を読めば、自分に合った制作方法と予算感がわかり、VTuberデビューへの第一歩を踏み出せます。
この記事のまとめ
- VTuberアバターは「2D(Live2D)」と「3D」の2種類。初心者は2Dから始めるのがおすすめ
- 制作方法は「自作」「既製品購入」「個人クリエイターに依頼」「制作会社に依頼」の4パターン
- 費用は自作なら0円〜、外注は2Dで5万〜30万円、3Dで10万〜150万円以上が相場
- 無料ツールはVRoid Studio(3D)・Live2D Cubism FREE版(2D)が定番
- トラッキングソフトはVTube Studio(2D)・VSeeFace(3D)が人気
- 企業・自治体レベルの品質を求めるなら、制作会社へのワンストップ依頼が確実
VTuberアバターの種類|2Dと3Dの違いを比較
VTuberアバターの制作に入る前に、まず「2D」と「3D」の違いを理解しましょう。どちらを選ぶかによって、必要なスキル・費用・活動の幅が大きく変わります。
2Dアバター(Live2D)の特徴
2Dアバターは、イラストをベースに「Live2D」などのソフトで動きを付けたアバターです。現在活動しているVTuberの大多数が2Dモデルを使用しており、最もポピュラーな形式です。
- ビジュアル:アニメ・マンガ調の親しみやすいルック。イラストの魅力をそのまま活かせる
- 動きの表現:表情変化・上半身の動き・髪揺れなどを表現可能。全身の自由な動きには制限あり
- 制作費用:3Dに比べて安価(外注で5万〜30万円が相場)
- 必要な環境:比較的低スペックのPCでも動作。Webカメラまたはスマートフォンがあればトラッキング可能
- 向いている用途:雑談配信・ゲーム実況・歌ってみたなど、上半身中心のコンテンツ
3Dアバターの特徴
3Dアバターは、立体的なモデルで前後左右どの角度からも自然に表示されるアバターです。ダンスやアクションなど全身を使った表現が可能で、メタバースやVR空間への展開にも対応します。
- ビジュアル:360度どの角度からも破綻なく表示。リアル調からアニメ調まで幅広い表現が可能
- 動きの表現:全身の動き・ダンス・アクションに対応。モーションキャプチャと組み合わせればプロ級の動きも再現可能
- 制作費用:高額(外注で10万〜150万円以上が相場)
- 必要な環境:高スペックPCが必要。モーションキャプチャ収録にはスタジオ環境が理想的
- 向いている用途:3D配信・バーチャルライブ・VRChat・メタバースイベント・企業PR
2Dと3Dの比較表
以下の表で2Dと3Dの主要な違いを一覧で比較できます。自分の活動スタイルや予算に合わせて選びましょう。
| 比較項目 | 2D(Live2D) | 3D |
|---|---|---|
| 制作費用(外注) | 5万〜30万円 | 10万〜150万円以上 |
| 制作期間 | 2週間〜1ヶ月 | 1〜3ヶ月 |
| 必要PCスペック | 中程度(メモリ8GB〜) | 高め(メモリ16GB〜、GPU必須) |
| 動きの自由度 | 上半身中心 | 全身(フルトラッキング対応) |
| 初心者の始めやすさ | ◎ 始めやすい | △ ハードル高め |
| メタバース対応 | △ 限定的 | ◎ VRChat・cluster対応 |
| ライブ映え | ○ 配信向き | ◎ ステージ演出に最適 |
初心者や予算を抑えたい方は2Dから始め、活動の幅を広げたくなった段階で3Dへ移行するのが一般的なステップです。
▶ VTuberの2Dと3Dの違いをさらに詳しく解説した記事はこちら
VTuberアバターの制作方法4パターン|メリット・デメリットを比較
VTuberアバターを手に入れる方法は大きく4つあります。それぞれのメリット・デメリット・費用感を比較し、自分に合った方法を選びましょう。
方法①:自分で作る(自作)
イラスト制作からモデリングまで、すべて自分の手で行う方法です。費用を最小限に抑えられる反面、スキル習得に時間がかかります。
メリット:
- 制作費用を0円〜に抑えられる(ソフト代・機材費は別途)
- 自分の理想を100%追求できる
- いつでも修正・調整が可能
- 制作スキルが身につき、他のVTuberからの依頼も受けられるようになる
デメリット:
- 画力・デザインセンスが必要
- Live2Dや3Dモデリングの技術習得に数週間〜数ヶ月かかる
- クオリティが自身の技術力に左右される
費用目安:0円〜約6万円(ソフト購入費・ペンタブレット等の機材費)
方法②:既製品アバターを購入する
BOOTH・nizima・SKIMAなどのプラットフォームで販売されている完成済みアバターを購入する方法です。手軽にVTuber活動を始めたい方に向いています。
メリット:
- 購入後すぐにVTuber活動を始められる
- オーダーメイドより費用を大幅に抑えられる(数千円〜数万円)
- プロが制作したクオリティの安定したモデルが手に入る
デメリット:
- 他のVTuberと同じアバターになる可能性がある
- カスタマイズの自由度が低い
- 商用利用の可否やクレジット表記のルールを事前に確認する必要がある
費用目安:2D:約5,000円〜3万円 / 3D:約1万円〜5万円
方法③:個人クリエイター(絵師・モデラー)に依頼する
SNSやクラウドソーシングサイトで活動するプロのイラストレーター・モデラーに依頼する方法です。完全オリジナルのアバターを比較的リーズナブルに制作できます。
メリット:
- 完全オリジナルの高品質アバターが手に入る
- 自分の理想を細かく伝えてカスタマイズできる
- 制作会社より費用を抑えられることが多い
デメリット:
- イラスト・モデリングを別々のクリエイターに依頼する場合、調整が煩雑になる
- クリエイターによってクオリティや対応のばらつきがある
- 修正に追加費用がかかる場合がある
- 依頼から納品まで数週間〜数ヶ月かかる
費用目安:イラストのみ:5,000円〜5万円 / イラスト+Live2Dモデリングセット:5万〜30万円 / 3Dモデル制作:10万〜100万円以上
個人クリエイターに依頼する際のポイント
- ポートフォリオで過去のVTuberモデル制作実績を確認する
- 依頼前に「Live2D用パーツ分け対応可」「VRM形式出力対応可」など対応範囲を確認する
- 修正回数・追加料金・著作権の帰属について事前に書面で合意する
- SKIMA・ココナラ・nizima等のプラットフォーム経由なら支払いトラブルを防ぎやすい
方法④:制作会社に依頼する
VTuber制作を専門とする制作会社に依頼する方法です。キャラクターデザインからモデリング、セットアップ、配信環境構築まで一貫して対応してもらえるため、品質と安定性を重視する方に最適です。
メリット:
- キャラデザ→モデリング→セットアップまでワンストップで対応。窓口が一つで楽
- プロの技術とノウハウによる安定した高品質
- 権利関係が明確で、商用利用・IP展開も安心
- 3Dモデルの場合、モーションキャプチャによる品質検証まで対応できる会社もある
デメリット:
- 費用が高額(2Dで20万〜50万円、3Dで50万〜150万円以上)
- 制作期間が比較的長い(1〜3ヶ月)
費用目安:キャラクターデザイン:20万〜30万円 / Live2Dパッケージ:20万〜50万円 / 3Dモデルパッケージ:50万〜150万円以上
企業VTuber・自治体VTuber・プロ志向の本格活動を目指す場合は、制作会社への依頼が最も確実な選択肢です。
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VTuberアバターの作り方【ステップ別解説】
ここからは、VTuberアバターを実際に作る手順をステップ別に解説します。キャラクター設定の考え方から、2D・3Dそれぞれのモデル制作フローまでカバーします。
ステップ1:キャラクター設定を考える
アバター制作の最初のステップは、キャラクター設定を決めることです。ここがVTuber活動の土台になるため、時間をかけてしっかり考えましょう。
決めておくべき主な項目は以下のとおりです。
- 名前:覚えやすく、検索で他と被りにくい名前が理想
- 見た目のコンセプト:髪型・髪色・服装・アクセサリーなどの外見キーワード
- 性格・口調:配信で演じ続けられる、自分に合ったキャラクター性
- バックストーリー:種族・出身地・好きなことなど、世界観を膨らませる設定
- 活動ジャンル:ゲーム実況・歌・雑談・教育など、メインコンテンツとの整合性
重要なのは、「長期的に演じ続けられる設定」にすることです。背伸びしすぎた設定は活動が長くなるほど負担になります。自分の素の部分を活かした設定がおすすめです。
ステップ2:キャラクターデザイン(イラスト)を用意する
キャラクター設定をもとに、アバターの「原画」となるイラストを制作します。入手方法は前述の4パターン(自作・購入・個人依頼・会社依頼)から選びます。
| 方法 | 費用目安 | 納期目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 自分で描く | 0円(ソフト代別) | スキル次第 | 画力がある人・時間をかけられる人 |
| 販売サイトで購入 | 数千円〜3万円 | 即日 | 手軽に始めたい初心者 |
| 絵師に依頼 | 5,000円〜5万円 | 1〜4週間 | オリジナルキャラが欲しい人 |
| 制作会社に依頼 | 20万〜30万円 | 2週間〜1ヶ月 | プロ品質を求める企業・本格活動者 |
Live2D用イラストを制作する場合は、パーツごとのレイヤー分けが必須です。顔・目(開閉別)・口・眉・髪・体などを個別レイヤーで描き分ける必要があるため、依頼時は「Live2D用パーツ分け対応可」であることを必ず確認しましょう。
ステップ3:2Dモデル(Live2D)を制作する
2Dアバターの場合、パーツ分けされたイラストを「Live2D Cubism」に読み込み、動きを設定していきます。主な制作フローは以下のとおりです。
- メッシュ設定:イラストのパーツにメッシュ(格子状の変形ポイント)を割り当てる
- デフォーマ設定:パーツの動き方(回転・変形の範囲)を定義する
- パラメータ設定:まばたき・口パク・首の傾き・髪揺れなどの動きを紐づける
- 物理演算設定:髪やアクセサリーが自然に揺れるように物理演算を適用する
- 書き出し:トラッキングソフトで使用するためにモデルデータを書き出す
Live2D Cubismには42日間の無料トライアル(PRO版機能を利用可能)があり、期間終了後はFREE版として継続利用できます。本格的な制作にはPROライセンス(サブスクリプション制)が必要です(※2)。
ステップ3(3Dの場合):3Dモデルを制作する
3Dアバターの場合は、3Dモデリングソフトを使って立体モデルを制作します。初心者向けのVRoid Studioから、プロ向けのBlenderまで、使用するソフトによって難易度が大きく異なります。
VRoid Studioを使う場合(初心者向け):
- VRoid Studioをダウンロード(無料)
- プリセットから顔・髪型・体型を選んでカスタマイズ
- テクスチャを編集して衣装・アクセサリーを調整
- VRM形式で書き出し
Blenderを使う場合(中〜上級者向け):
- Blenderでキャラクターの3Dモデルをスカルプト&ポリゴンモデリング
- UV展開・テクスチャペイントで見た目を仕上げる
- アーマチュア(骨格)を設定し、ウェイトペイントで動きを調整
- シェイプキー(表情差分)を作成
- VRM形式でエクスポート
プロ品質の3Dモデルを制作する場合は、制作後にモーションキャプチャスタジオで実際に動かして品質検証することが重要です。画面上では問題なく見えても、実際に人が動かすと不自然な変形や動きの破綻が見つかることがあるためです。
企業・本格活動向け
VTuberモデルの制作・品質検証はデジタルギアにご相談ください
イラスト→Live2D→3Dモデリング→自社モーションキャプチャスタジオでのリアルタイム品質検証まで社内完結。工程間の品質ロスがゼロです。
無料で相談する →VTuberアバター制作の費用相場【一覧表】
VTuberアバター制作にかかる費用を、制作方法・モデルタイプ別にまとめました。予算計画の参考にしてください。
制作方法別の費用一覧
以下は2026年3月時点の費用相場です。クリエイターの実績やモデルの複雑さによって変動します。
| 制作方法 | 費用目安 | 含まれる内容 |
|---|---|---|
| 自作 | 0円〜約6万円 | 無料ソフト利用 or ソフト購入費・ペンタブレット等 |
| 既製品購入(2D) | 約5,000円〜3万円 | Live2Dモデル完成品 |
| 既製品購入(3D) | 約1万円〜5万円 | VRM形式モデル完成品 |
| 個人依頼(2D一式) | 5万〜30万円 | イラスト+Live2Dモデリング+セットアップ |
| 個人依頼(3D一式) | 10万〜100万円以上 | イラスト+3Dモデリング+リギング+表情設定 |
| 制作会社(2Dパッケージ) | 20万〜50万円 | キャラデザ+イラスト+Live2Dモデリング+セットアップ |
| 制作会社(3Dパッケージ) | 50万〜150万円以上 | キャラデザ+3Dモデリング+リギング+モーキャプ検証 |
費用を抑えるためのポイント
予算が限られている場合でも、工夫次第で費用を抑えながら質の高いアバターを手に入れることができます。
- まず2Dから始める:3Dよりも制作費が安く、活動しながら資金を貯めて3Dへ移行するのが王道
- イラストだけプロに依頼し、モデリングは自分で学ぶ:Live2Dの基本操作はYouTubeチュートリアルで独学可能
- nizimaやBOOTHのセール時期を狙う:割引販売されるタイミングがある
- 複数工程をまとめて1社に依頼する:別々に発注するよりトータルコストが下がることが多い
無料でVTuberアバターを作る方法
「まずはお金をかけずにVTuberを始めてみたい」という方のために、無料でアバターを作る方法を紹介します。
VRoid Studioで3Dアバターを無料作成
VRoid Studioは、pixiv社が提供する無料の3Dキャラクター作成ソフトです。3Dモデリングの専門知識がなくても、プリセット素材を組み合わせて直感的にアバターを作れます。
- 対応OS:Windows / macOS
- 出力形式:VRM(3Dトラッキングソフトで使用可能)
- 特徴:顔・髪型・体型・衣装を自由にカスタマイズ。テクスチャの手描き編集にも対応
- 商用利用:可能(利用規約に準拠)
VRoid Hubにアップロードすれば、VRChatやclusterなどのメタバースプラットフォームでもそのまま使用できます。
Live2D Cubism FREE版で2Dアバターを作成
Live2D Cubismには無料のFREE版があり、基本的な2Dモデリングが可能です。パーツ分けしたイラストがあれば、表情や体の動きを設定できます。
FREE版はパラメータ数やテンプレート数に制限がありますが、初めてのVTuber活動には十分な機能を備えています。まずはFREE版で制作を体験し、本格的に取り組む段階でPROライセンスに移行するのがおすすめです。
スマホアプリで手軽にVTuberデビュー
PCがなくてもスマートフォンだけでVTuber活動を始められるアプリもあります。手軽さ重視の方におすすめです。
- IRIAM:手持ちの1枚イラストを読み込むだけでアバター化。Live2Dのようなモデリング作業が不要で、すぐにライブ配信できる
- REALITY:アプリ内でアバターを作成し、そのまま配信。パーツの組み合わせで簡単にキャラクターを作れる
- VRoid Mobile:スマホで3Dアバターを作成し、撮影やARが楽しめる
- Mirrativ:ゲーム実況・雑談配信に特化。アバター配信機能「エモモ」を搭載
スマホアプリは手軽に始められる一方、カスタマイズの自由度や動きの表現力はPC版ソフトに比べると制限があります。本格的な活動を目指す場合は、将来的にPC環境への移行を視野に入れておきましょう。
VTuber制作におすすめのソフト・ツール
VTuberアバターの制作に使える主要なソフト・ツールを、用途別に紹介します。
2Dモデリング:Live2D Cubism
2Dアバターのモデリングにおいて事実上のスタンダードとなっているソフトです。VTuber業界で最も広く使われています。
- FREE版:無料。基本機能を利用可能(パラメータ数等に制限あり)
- PRO版:サブスクリプション制(indieプラン年額約2,000円〜)。42日間の無料トライアルあり
- 最新バージョン:Ver.5.2(2025年2月リリース)
3Dモデリング:VRoid Studio・Blender
3Dアバター制作には、初心者向けのVRoid Studioと、上級者向けのBlenderの2択が代表的です。
VRoid Studio(初心者向け)
- 完全無料。pixiv社が開発・提供
- プリセット素材の組み合わせで直感的にモデルを作成可能
- VRM形式で出力。VRChat・cluster等でそのまま使用可能
- オリジナリティを出すにはテクスチャ編集のスキルが必要
Blender(中〜上級者向け)
- 完全無料のオープンソース3DCGソフト
- プロ級の自由度でゼロからフルオリジナルモデルを制作可能
- 習得に数ヶ月〜の学習期間が必要
- VRMアドオンを導入すればVRM形式での出力に対応
イラスト制作:CLIP STUDIO PAINT・Photoshop
Live2D用のパーツ分けイラストを自作する場合に必要なイラスト制作ソフトです。
- CLIP STUDIO PAINT:イラスト・マンガ制作の定番。Live2D用のレイヤー分けがしやすい。買い切り版あり
- Adobe Photoshop:プロ標準のグラフィックソフト。PSD形式でLive2Dへの連携がスムーズ。サブスクリプション制
VTuberアバターを動かす方法|トラッキングソフトの選び方
アバターが完成したら、次はトラッキングソフトを使って「動かす」環境を構築します。2D・3Dそれぞれのおすすめソフトを紹介します。
2Dモデル向けトラッキングソフト
Live2Dモデルを動かすためのトラッキングソフトは、以下の4つが代表的です。Webカメラやスマートフォンで顔の動きを読み取り、アバターにリアルタイムで反映します。
| ソフト名 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| VTube Studio | 無料(有料DLC有) | 最も人気が高い定番ソフト。iPhone Face IDによる高精度トラッキング対応 |
| nizima LIVE | 無料 | Live2D公式のトラッキングアプリ。Live2Dとの相性が抜群 |
| PrprLive | 無料 | シンプルな操作性。Webカメラだけで手軽に始められる |
| Animaze | 無料/有料 | FaceRig後継。2D・3D両対応。トラッキングの滑らかさに定評 |
初心者にはVTube Studioがおすすめです。利用者が多いためチュートリアルやトラブルシューティングの情報が豊富で、困った時に解決策を見つけやすいメリットがあります。
3Dモデル向けトラッキングソフト
VRM形式の3Dモデルを動かすためのソフトは以下が代表的です。フェイストラッキングに加え、ハンドトラッキングやフルボディトラッキングに対応したものもあります。
| ソフト名 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| VSeeFace | 無料 | 高精度フェイストラッキング。商用利用可能。最も人気のVRM対応ソフト |
| 3tene | 無料/有料 | 操作が簡単で初心者向け。表情プリセット機能が充実 |
| VMagicMirror | 無料 | Webカメラ不要でも動作。キーボード・マウス操作に動きを連動可能 |
| LuppetX | 有料 | Leap Motionによるハンドトラッキング対応。手の表現にこだわる方向け |
モーションキャプチャでプロ級の動きを実現する
3Dライブ配信やバーチャルライブで「プロ級の動き」を実現するには、モーションキャプチャ(モーキャプ)が必要です。全身の動きをセンサーで読み取り、3Dモデルにリアルタイムで反映する技術です。
モーションキャプチャには専用のスタジオ環境が理想的ですが、個人での導入はハードルが高いのが現実です。プロ品質のモーションキャプチャを活用したい場合は、モーションキャプチャスタジオを保有する制作会社に依頼するのが効率的です。
デジタルギアでは、自社所有のモーションキャプチャスタジオ「デジタルラボスタジオ」で、制作中の3Dモデルをリアルタイムに動かして品質検証を行っています。「完成してみたら動きが不自然だった」というリテイクを未然に防ぎ、納品品質を大幅に向上させることができます。
▶ VTuberトラッキング技術の仕組みとおすすめソフトをさらに詳しく解説
デジタルギアのVTuber制作支援の強み
「自作は難しそう」「プロ品質のアバターが欲しい」「企業VTuberを立ち上げたい」――そんな方に、デジタルギアのVTuber制作支援をご紹介します。
イラストから配信までワンストップ制作
デジタルギアの最大の強みは、VTuber制作に必要なすべての工程を社内スタッフが一貫して対応できる点です。
イラスト→Live2D→3Dモデリング→モーションキャプチャ→配信環境構築まで、窓口が一つで完結します。工程間で別の会社を挟む必要がないため、品質のばらつきやコミュニケーションロスが発生せず、修正対応も高速です。
自社モーキャプスタジオで制作中にリアルタイム品質検証
デジタルギアは自社でモーションキャプチャスタジオ「デジタルラボスタジオ」を保有しています。制作途中の3Dモデルを実際に動かして品質を検証できるため、「完成品を見たら動きがおかしい」というリテイクリスクを大幅に低減できます。
外部スタジオのレンタルが不要で、スケジュール調整も柔軟。これは一般的な制作会社にはない、デジタルギアならではの強みです。
自治体VTuber「信州なかの」の制作・運用実績
デジタルギアは、長野県中野市の公認VTuber「信州なかの」の制作・運用を手がけています。YouTube動画45本以上の制作実績があり、地域PRに継続的に活用されている成功事例です。
個人VTuberから企業・自治体まで、幅広いクライアントのVTuber制作を支援してきたノウハウをもとに、最適なプランをご提案します。
VTuberの作り方に関するよくある質問
VTuberアバターは無料で作れますか?
はい、可能です。3DアバターならVRoid Studio、2DアバターならLive2D CubismのFREE版を使えば、0円から制作を始められます。スマホアプリのIRIAMやREALITYを使えば、さらに手軽にVTuber活動をスタートできます。ただし商用利用やハイクオリティを求める場合は、有料ツールや外注を検討するのが一般的です。
2Dと3Dのどちらが初心者向けですか?
2D(Live2D)の方が始めやすい傾向があります。必要な機材が少なく、PCスペックもそこまで高くなくて大丈夫です。費用面でも2Dの方が安価に制作できます。3Dは動きの自由度が高い反面、制作・操作ともに習熟が必要です。まず2Dで活動を始め、必要に応じて3Dへ移行するのがおすすめです。
アバターの外注費用はどのくらいかかりますか?
2D(Live2D)で5万〜30万円、3Dで10万〜150万円以上が相場です(2026年3月時点)。イラストのみの依頼なら5,000円〜5万円程度。制作会社にキャラデザからモデリングまで一括で依頼する場合は、2Dパッケージで20万〜50万円、3Dパッケージで50万〜150万円以上が目安です。
スマホだけでVTuberになれますか?
はい、IRIAM・REALITY・VRoid Mobileなどのアプリを使えば、スマホだけでアバター作成から配信まで可能です。ただし、カスタマイズの自由度や画質、動きの表現力はPC版ソフトより制限されます。本格的な活動を目指す場合は、将来的にPC環境への移行を視野に入れておくと良いでしょう。
キャラクターデザインとモデリングは別の人に依頼してもいいですか?
はい、分けて依頼するのは一般的な方法です。ただし、Live2D用イラストはパーツ分けの仕方がモデリングの品質に直結するため、モデラーと事前に連携できる体制が理想的です。一括対応してくれるクリエイターや制作会社に依頼すれば、工程間の齟齬を防ぎやすくなります。
VTuber活動に必要なPCのスペックは?
2D配信ならメモリ8GB以上・CPU Core i5相当以上が目安です。3D配信の場合はメモリ16GB以上・GPU搭載(NVIDIA GeForce RTX 3060以上推奨)のPCが必要です。配信ソフト(OBS Studio等)とトラッキングソフトを同時に動かすため、余裕のあるスペックを用意しておくのがおすすめです。
企業VTuberを作りたい場合はどこに相談すればいいですか?
企業VTuberの制作は、キャラクターデザインから3Dモデリング、モーションキャプチャ、配信環境構築まで一貫して対応できる制作会社に相談するのがベストです。デジタルギアでは、自社モーションキャプチャスタジオでの品質検証を含むワンストップ制作を提供しており、企業・自治体のVTuber制作実績も豊富です。
まとめ:自分に合った方法でVTuberアバターを作ろう
この記事のまとめ
- VTuberアバターは2D(Live2D)と3Dの2種類。初心者には始めやすい2Dがおすすめ
- 制作方法は自作・既製品購入・個人依頼・制作会社依頼の4パターンから選択
- 費用は自作0円〜、外注は2Dで5万〜30万円、3Dで10万〜150万円以上
- VRoid Studio・Live2D Cubism FREE版など無料ツールでも制作可能
- プロ品質の3Dモデルには、モーションキャプチャスタジオでの品質検証が重要
- 企業・自治体レベルの品質を求めるなら、ワンストップ対応の制作会社が最適
VTuberアバターの作り方は、無料ツールでの自作から制作会社への本格依頼まで、予算や目的に合わせた幅広い選択肢があります。大切なのは「完璧を目指して動けなくなる」のではなく、まず一歩を踏み出すことです。
個人で手軽に始めたいなら、VRoid StudioやLive2D Cubism FREE版で自作に挑戦してみましょう。活動しながら必要な機能やクオリティが見えてきたら、プロへの依頼やアップグレードを検討するのが賢い進め方です。
一方、企業VTuberや自治体VTuber、プロ志向の本格活動を目指す方は、最初から制作会社に相談するのが確実です。デジタルギアでは、キャラクターデザインから3Dモデリング、自社モーションキャプチャスタジオでの品質検証、配信環境の構築まで、すべてをワンストップで対応しています。
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関連記事
※1 矢野経済研究所「VTuber市場に関する調査を実施(2025年)」
※2 Live2D公式サイト「Live2D Cubism」
※ 本記事に記載の費用相場は、特記のない限り2026年3月時点の情報です。
※ 自社調べの費用相場は業界複数ソースを参照した目安値です。
この記事の執筆者
広報担当 トルクちゃん
デジタルギアの広報担当のトルクちゃんです。アニメやゲーム、Vtuberなどのキャラクター3Dモデルや背景の制作、2Dのアニメーションやイラストの制作を行う「デジタルエンターテイメント」の制作会社。「”エンタメ”のその先へ」ビジョンをもとに、ビジネスに最適な「ギア」として、クリエイティブを、そして業界の発展を強く進める原動力となれるよう活動しています。



