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2024.02.28 

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1202_いまさら聞けない!メタバースってなに??

今更聞けない!メタバースってなに??

メタバースって最近よく聞くけど、何のこと?



21年に旧Facebookが社名をMetaに変更するなど、最近メタバースは世間で話題となっており、大企業も次々とメタバースを活用した事業、サービス展開を行っています。

しかし、「そもそもメタバースって何?」と疑問を持ったままの方も多いのではないでしょうか?


今回はメタバースとは何か、仮想空間やVRやオンラインゲームとの違いも交えてなるべく簡潔に解説していきますので、どうぞ最後までお付き合いください!



目次



  1. メタバースって何?
  2. メタバース・VR・仮想空間は何が違うの?
  3. なぜ今メタバースが注目されているの?
  4. まとめ







1.メタバースって何?



結論から言ってしまうと、メタバースとは概念のことです。

どのような概念かというと、インターネット上に構築された3次元の仮想空間を指します。

また、メタバースという単語は、メタ(超越)と、ユニバース(宇宙)を合わせた造語です。

メタバースは実態が掴みにくいため、定義について様々な議論が現在も交わされており、メタバースを開発する企業によっても解釈は異なっているのが現状です。

共通しているのは、インターネット上にある3次元の仮想空間で、他者とのコミュニケーションや様々な体験を他者と共有できる世界という点です。




2.メタバース・VR・仮想空間は何が違うの?



メタバースと混同しがちな言葉として、VR・仮想空間があるかと思います。ここでは、それぞれとの違いについて説明していきます。


  • VR

先ほどメタバースは概念とお伝えしましたが、VR(バーチャルリアリティ)は手段になります。

VRは仮想空間を体験するための機器と技術を指す言葉で、例えば仮想空間の臨場感を演出するためのVRゴーグルなどはVR機器と呼ばれます。


要約すると、メタバースは「仮想空間」を指し、VRは「仮想空間に没入感やリアリティをプラスする機器や技術」ということになります。


勘違いされがちですが、VR機器が無いとメタバースを体験できない訳ではありません。

メタバースの定義にはアクセス手段は定義されていないため、PC、スマホ、ゲーム機など様々なアクセス方法があります。しかし、仮想空間を実際に歩き回っているかのような臨場感とリアリティを最も体感できるのはVR機器と言われています。


※VRとよく似た言葉にARがありますが、こちらは実在する風景にバーチャルの情報を重ねて表示する事を指す言葉で、拡張現実とも呼びます。


  • 仮想空間

メタバースと仮想空間は部分的に一致している概念ですが、メタバースは他者とのコミュニケーションや体験を共有することを目的としているのに対して、仮想空間はそのような制約はなく、一人で楽しめる物も多いです。

例えば、FF14やどうぶつの森などは仮想空間を活用したゲームです。




3.なぜ今メタバースが注目されているの?



なぜここまで注目されているのか、その理由は主に3つ挙げられます。


1.ITとVR技術の向上

昨今のIT技術の進化や通信の高速化、VR技術の進歩により、VRコンテンツの普及が進んだことは大きな要因です。

現在は、Unity、Blenderなどのツールが普及し、一般の方も仮想空間も活用したコンテンツを作りやすくなりました。また、VR機器が従来より軽量化、ワイヤレス化され、安価で入手できるようになったため、一般の方もメタバースを楽しむことができる環境が整いつつあります。

VRデバイスの軽量化と値下がりには、スマホの普及が影響しています。

スマホに搭載するための小型ディスプレイ、小型プロセッサが大量生産され安価に手に入るようになった事により、小型のVRヘッドセットを安価で販売することが可能となりました。


2.メタバース市場の広がり

21年に旧Facebook社は社名を「Meta」に変更すると同時に、メタバース市場に1兆円規模の投資を約束し、大きな話題になりました。大手企業も続々とメタバース市場に参入しており、今後拡大が見込めると今注目されている市場の1つです。


3.NFTや仮想通貨ブーム

NFTとは、Non-Fungible Tokeの略で、非代替性トークンと日本語で訳されます。

ブロックチェーン上に構築されるデータで、いわゆる仮想通貨と同じ性質を持ちます。

端的に言えば、複製や偽装が不可能な鑑定書が付いているデータのことです。

NFTは仮想通貨のような暗号資産と異なり複製が出来ないため、例えば「プロ野球選手の直筆サイン入りの野球ボール」のように、データに唯一性を持たせることができ、そこに価値が発生します。

メタバースはNFTの売買空間としての利用が広がり、オンライン上での経済活動が活性化しています。




4.まとめ



        • メタバースって何?

          →インターネット上に構築された3次元の仮想空間。ユーザーは自身の分身となるアバターを作り、アバターを使用して仮想空間内で他者とコミュニケーションを取ったり、ショッピングを楽しんだり、アバターに服などを着せたりして楽しむことが出来る。

          近年、VR技術の発展、メタバース市場の拡大、NFTへの注目によってメタバースが注目されるようになった。今後、ゲーム、リモート会議、ショッピング、ライブやイベント等、様々な分野への利用が期待されている。

          よくMMOのようなオンラインゲームと同一視されるが、メタバースとは概念であり、MMOは仮想空間を活用したゲーム、という位置づけになる。




          最後に



          今回の記事ではメタバースとは何かについて解説させていただきました。

          一般的に、メタバースといえばゲームなどエンタメ分野のものというイメージを持ちがちですが、ビジネス等様々な分野への活用が期待されており、今後技術発展が続けば様々な企業がメタバースを活用したサービスを展開していくことが予想されます。近い未来、我々の生活になくてはならないものになっているかもしれません。メリットとデメリットを理解し、今後の発展に注目していきましょう!


          今回の記事はDG広報のトルクちゃんが書かせていただきました! ぜひ記事を見返してみてください!


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