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2025.05.26  

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Live2D制作の依頼相場は?外注先の選び方や活用シーンを解説


「自分だけのバーチャルキャラクターを動かしてみたいけど、Live2Dの制作費用ってどれくらい?」「どこに依頼すればいいのか分からなくて不安…」

近年、VTuber活動やSNSでの動画配信、企業のPRなど、さまざまな場面で活用されているLive2Dキャラクター。AI技術の進化やメタバースの普及に伴い、その活用範囲はさらに広がっています。しかし、いざ依頼しようと思っても、その方法や費用相場が分からず、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

Live2D制作は、キャラクターのイラスト作成から、パーツ分け、モデリング、アニメーション設定まで、複数の専門的な工程があります。そのため、作業量や求める品質、依頼先の種類によって費用は大きく変わってきます。

この記事では、Live2Dの基本的なことから、具体的な活用シーン、気になる制作費用の最新相場、最適な外注先の選び方まで詳しく解説します。初めての依頼で失敗したくない方、費用対効果の高いモデルを手に入れたい方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事でわかること

  • Live2Dモデルの基本と主な活用シーン
  • Live2D制作の具体的な工程と流れ
  • Live2D依頼の費用相場と納期
  • 失敗しない外注先の選び方とポイント
  • プロ品質で安心して任せたい方におすすめの外注先

Live2Dとは

Live2Dとは、二次元のイラストに自然な動きや表情を加えることができるデジタル技術です。静止画の美しいイラストの魅力を最大限に活かしつつ、3Dモデルのような立体的な動きや表現を実現できる点が最大の特長。Live2Dはもともと株式会社Live2Dが開発したもので、専用ソフト「Live2D Cubism Editor」を使って制作します。

イラストを髪・目・口などのパーツごとに分けて、それぞれに動きを設定することで、キャラクターがまばたきしたり、笑ったりと、いきいきと動く表現が可能になります。従来の静止画イラストの魅力を残しつつ、まるで立体のようなリアルさも表現できるのが特徴です。

3Dモデルと比較してデータ容量が軽く、比較的シンプルな仕組みで魅力的な動きを実現できるため、特にVTuber活動を中心に、その活用はさまざまな分野へと幅広く普及しています。近年ではVTuberだけでなく、ゲームキャラクター、企業のマスコット、教育コンテンツなど、あらゆるデジタル表現にLive2Dが導入されています。

Live2Dモデルの活用シーン

Live2Dモデルは、その表現力の高さと汎用性の高さから、さまざまな分野で活用が広がっています。特に注目されている主な活用シーンを見ていきましょう。

VTuber・バーチャル配信活動

Live2Dモデルの最も代表的な活用シーンは、YouTubeやTikTok、TwitchなどのプラットフォームでのVTuber配信です。Live2Dで制作されたキャラクターを使用することで、配信者の表情や動きに合わせてキャラクターが豊かに動き、視聴者とのより深いコミュニケーションが可能になります。

個人勢VTuberはもちろん、企業勢VTuberにも幅広く導入されており、ゲーム実況、雑談配信、歌ってみた、ASMRなど、その活用例はコンテンツのジャンルを問いません。近年では、FaceID対応のiPhoneや高精度Webカメラを用いることで、プロ仕様のトラッキングが可能となり、手軽に高品質な配信を始められるようになりました。顔出しに抵抗がある方や、キャラクターとして世界観を構築したい方にとって、Live2Dは理想的な選択肢と言えるでしょう。

SNS・動画コンテンツでの活用

Live2Dモデルは、X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeショート、ThreadsなどのSNSプラットフォームにおける動画コンテンツでも、その存在感を増しています。動きのあるキャラクターがコンテンツに登場することで、ユーザーの目を引き、エンゲージメントの向上に貢献します。

顔出しなしでリール動画やPR動画を制作できるため、プライバシーを守りながら表現の幅を広げることが可能です。特にショート動画との相性が良く、短い時間でキャラクターの魅力を最大限に伝え、再生数やフォロワー増加につながるケースもさまざまです。また、オリジナルキャラクターのIP(知的財産)育成や、バーチャルインフルエンサーを活用したプロモーション戦略にも効果的に応用されています。

企業・自治体のPRキャラクター

近年、企業や自治体がLive2Dを用いた公式マスコットや広報キャラクターを制作するケースも増えています。バーチャルキャラクターがブランドの「顔」となることで、より親しみやすく、記憶に残る形で情報を発信できるようになります。

製品・サービスの紹介、社内向けの案内動画、採用活動における企業文化の紹介など、さまざまな用途で活用されています。キャラクターが実際に語りかけることで、「親しみやすさ」と「情報の記憶への残りやすさ」を両立できる点が大きな強みです。

Live2Dキャラクターは、観光地のPR、防災情報の啓発、教育コンテンツなど、自治体における情報発信などさまざまな場面で活用されています。

Live2D制作の流れ

Live2Dを依頼するなら、Live2Dモデルがどのように作られるのか、その制作工程も理解しておきましょう。工程を把握することで、クリエイターとのコミュニケーションがスムーズになり、希望通りのモデルをより確実に手に入れられます。

Live2D制作は、一般的に以下の流れで進められます。各工程を詳しく見ていきましょう。

イラスト制作・パーツ分け

Live2D制作の第一歩は、キャラクターのイラストを用意することです。既存のイラストを使う場合もありますが、Live2D用に最適化したイラスト制作が理想的です。

Live2D用イラストでは、動かす予定の部位(髪、目、口、腕など)を個別のレイヤーに分けて描く必要があります。また、正面からだけでなく、顔の角度や表情のバリエーションも考慮して描くことが重要です。パーツ分けが丁寧に行われているほど、後工程のモデリングがスムーズになり、リアルな表現が可能になります。

モデリング

イラストのパーツ分けが完了したら、専用ソフト「Live2D Cubism Editor」を使ってモデリング作業を行います。モデリングは、イラストの各パーツに「変形点」を設定し、それらがどのように動くかを決める工程です。

たとえば、目のパーツには「まばたき」や「視線移動」といった動きのパラメータを設定し、口のパーツには「開閉」「笑顔」「怒り」などの表情変化を設定します。このモデリングの精度や細かさが、Live2Dキャラクターの動きの自然さや表現力を大きく左右します。

高クオリティのモデルでは、髪の毛の揺れや服のしわ、アクセサリーの微細な動きなど、細部の動きまで作り込まれており、人間のようなリアルな表現が可能になります。

アニメーション

モデリングが完成したら、最後にアニメーション設定を行い、実際にLive2Dモデルに動きをつけます。基本的な動きとしては、まばたきや口の開閉(口パク)があり、これに加えて、喜怒哀楽といった感情表現、頭や体の傾き、手や腕の動きなどを追加していきます。

アニメーションは、完成したLive2Dモデルの魅力を最大限に引き出すための重要な工程です。自然で魅力的な動きを実現するためには、アニメーターの技術や経験が大きく影響します。VTuber配信で使用する場合は、配信者の顔や体の動きを読み取るフェイストラッキングソフトと連動して動くよう、適切なパラメータ設定も必要になります。

Live2D制作にかかる費用

Live2Dモデルの制作費用は、依頼する内容や求めるクオリティによって大きく変動します。ここでは、各工程ごとの費用相場を詳しく見ていきましょう。

イラスト制作・パーツ分け

Live2Dモデルのベースとなるイラストは、通常のイラスト制作とは異なり、動かすことを前提とした複雑な「パーツ分け」が必要になります。そのため、一般的なイラストよりも費用が高めに設定される傾向があります。

  • クリエイター:3〜5万円
  • 制作会社:15〜20万円
  • Live2D用パーツ分け追加作業:3〜10万円

すでに完成したイラストがある場合でも、Live2D用にパーツ分けや補完が必要になるため、追加作業の費用が発生することが一般的です。

モデリング

Live2Dモデルの核となるモデリング作業は、キャラクターの動きの自然さや表現力を左右する重要な工程です。そのため、モデルの複雑さや動きの自由度によって費用相場が大きく異なります。

  • 基本的なモデリング(目・口の動きのみ):1〜5万円
  • 標準的なモデリング(基本表情+簡単な体の動き):5〜15万円
  • 高品質モデリング(複雑な表情・髪の動き・衣装の揺れなど):15〜30万円以上

基本的なモデリングは、VTuber活動を始める際の入門用モデルとして選ばれることが多いです。まばたき、口の開閉、視線移動など、顔周りの基本的な動きに特化しています。

標準的なモデリングは、基本的な顔の動きに加え、頭部の傾き、簡単な体の傾き、喜怒哀楽といったいくつかの表情変化、髪の簡単な揺れなどが含まれます。汎用性が高く、多くのVTuberに選ばれるクオリティです。

高品質モデリングになると、豊かな表情のバリエーション、髪の毛や服の細かな揺れ、アクセサリーの動き、腕や指の複雑な動きなど、非常に表現力が高くなります。プロのVTuberや企業案件で、キャラクターの魅力を最大限に引き出したい場合に選ばることが多いです。

モデリングのクオリティは、完成したLive2Dモデルの自然さや魅力を大きく左右します。どこまで作り込むか、予算と相談しながら決めましょう。

アニメーション

モデリングが完了したLive2Dモデルに、具体的な動きや表情を付けるのがアニメーション設定です。アニメーションはモーション単位で費用が設定されていることが多く、1モーションあたり5,000円から1万円が相場です。

配信ソフトとの連携設定や、物理演算の調整、特殊なモーションの追加などは、別途費用が発生することが一般的です。依頼前にどこまでの範囲が含まれるかを確認しましょう。

Live2D制作の費用が変動するポイント

Live2Dモデルの制作費用は、依頼する内容や求めるクオリティによって大きく変わります。ここでは、費用に影響する主なポイントをわかりやすく解説します。

イラストの作り込み度合い

キャラクターのデザインの複雑さは、そのまま費用に直結します。髪型、衣装、アクセサリーなどの装飾が多いほど、Live2Dとして動かすために必要な「パーツ分け」の作業量が増えます。

例えば、シンプルなTシャツ姿のキャラクターと、フリルやリボン、複数のアクセサリーを身につけた複雑な衣装のキャラクターでは、パーツ数が2〜3倍以上変わることも珍しくありません。パーツ数が増えれば増えるほど、それぞれのパーツを描き込み、後工程のモデリングで動きを設定する工数が増えるため、結果として全体の費用が高くなります。一方、シンプルな髪型と服装のキャラクターであれば、費用を抑えることができます。

パーツの分け方(モデリング自由度)

Live2Dモデルの「動きの自由度」は、イラストの「パーツ分け」の細かさに大きく依存します。

「目・口・髪」といった基本的なパーツだけで済ませる場合と、「頬染め」「まばたき」「表情差分」「服のなびき」「指の動き」など、細かくパーツを分けて設定する場合では、モデリングの工数と表現できるモーションの幅が異なります。高品質なモデルでは、100以上のレイヤーに分かれていることもあります。

モデリングの自由度が高いほど、より表現力豊かな動きが可能になりますが、その分、クリエイターの作業時間と技術的な難易度が上がるため、費用も増加します。例えば、髪の毛を一つの塊として動かすか、複数の束に分けて自然な揺れを表現するかによって、制作費用に大きな差が出ます。

表情・アニメーションの数

Live2Dモデルに設定する表情やアニメーションの数も、費用を左右する重要な要素です。

基本的な「まばたき」や「口パク」だけであれば比較的低コストで済みますが、「笑顔」「驚き」「怒り」「泣き顔」といった感情表現が加わると、その分アニメーション設定の作業が増えます。さらに、「腕を振る」「ジャンプする」「座る」といった全身を使った大きなモーションや、特定のポーズ、エフェクトの追加などは、追加料金となる場合がほとんどです。

表情やポーズのバリエーションは、Live2Dモデルの魅力を高め、VTuberとしての活動の幅を広げる上で非常に重要な要素です。しかし、追加するごとに費用が積み上がっていくため、事前に「どのような表情や動きが必要か」を具体的にリストアップし、予算内で最大限の効果を得られるよう計画することが大切です。

Live2D制作の依頼先

Live2D制作を依頼する方法は大きく分けて3つあります。それぞれの特徴を理解し、予算や求める品質、利用目的によって最適な選択肢を見つけましょう。

制作会社

Live2D制作を専門とする制作会社やスタジオに依頼する方法です。複数のクリエイターがチームで担当するため、高品質なモデルを安定して納品できるのが大きな特徴です。

メリット

  • プロ品質のモデルが手に入る
  • 契約や権利関係が明確で安心
  • サポート体制がしっかりしている
  • ワンストップで対応してもらえる

デメリット

  • 個人クリエイターよりも費用が高め
  • 納期に余裕が必要な場合がある

こんな方におすすめ

  • 企業の公式VTuberやPRキャラクターなど、商用利用で高い品質と信頼性を求める方
  • 予算に余裕があり、専門的なサポートを重視したい方
  • VTuber事務所やプロダクションで、継続的に多数のモデル制作を依頼したい方

制作会社は、WebサイトやSNSで過去の実績や関わった作品、口コミなどを確認できることもあります。依頼前には、自分の作りたいテイストや求めるクオリティに合っているかを確認しましょう。

個人クリエイター

フリーランスのイラストレーターやLive2Dモデラーに直接依頼する方法です。クリエイターの個性や得意分野を活かした、オリジナリティのあるモデル制作ができます。

メリット

  • 制作会社よりも費用がリーズナブル
  • クリエイターごとの個性的なモデルが期待できる
  • 直接やり取りしながら細かい要望を伝えられる

デメリット

  • 人気クリエイターは納期が長くなることが多い
  • 進行が遅れるリスクがある

こんな方におすすめ

  • 個人VTuberとして活動を始めたい方で、費用を抑えつつ、ある程度のクオリティを求める方
  • 特定の作風やイラストにこだわりがある方
  • クリエイターとの直接的なやり取りを希望する方

クリエイターのSNSやポートフォリオサイトで作品をチェックし、自分のイメージに合う人を選びましょう。

クラウドソーシング

ココナラSKIMAなどなど、クラウドソーシングサービスを利用してLive2D制作者を探す方法です。さまざまな価格帯と実績を持つクリエイターが登録しており、手軽に依頼先を探せるのが特徴です。

メリット

  • 価格や納期を比較しながら選べる
  • レビューや実績を参考にできる
  • 予算に合わせたオーダーがしやすい
  • 手軽に依頼できる

デメリット

  • クオリティにばらつきがある
  • 細かい打ち合わせが難しい場合もある
  • 追加費用がかかることがある

こんな方におすすめ

  • 初めてLive2D制作を依頼する個人の方で、まずはお試しで安価なモデルを手に入れたい方
  • 予算をできるだけ抑えたい方
  • 手軽に依頼先を見つけたい方

依頼時は、過去のレビューやサンプルを必ずチェックしましょう。

Live2D制作先を選ぶ際のポイント

Live2Dモデルを外部に依頼するときは、納品後のトラブルや「思っていたものと違った」というミスマッチを防ぐために、事前の確認がとても大切です。失敗しないために、以下のポイントを必ずチェックしましょう。

実績やポートフォリオを確認する

まずは、依頼先の実績やポートフォリオを徹底的に確認しましょう。制作者の得意な絵柄や動きのテイスト(可愛い系、リアル系、男性キャラクター、クール系など)が、求めるイメージに合っているかをチェックしましょう。

制作者のSNSやWebサイトで公開されている作品や、実際に動いているデモ映像があれば、動きの滑らかさ、表情の豊かさ、全体的な雰囲気などを細かく確認してください。自分の希望するテイストやクオリティに近い作品を手がけているクリエイターや会社を選ぶことが大切です。

納品形式・使用環境に対応しているか

Live2Dモデルの使用目的によって、必要な納品形式や対応するLive2D Cubismのバージョンが異なります。

VTuber配信で使いたい場合は、一般的にVtube StudioAnimaze by FaceRignizima LIVEなどで使用できる「.moc3ファイル」や、汎用性の高い「VRM形式」が使われます。

ゲームやアプリに組み込みたい場合は、開発環境に応じたSDKや、特定のファイル形式(例: .model3.json)での納品が必要になることもあります。

使用を予定しているソフトウェアやプラットフォームと互換性のある形式で納品してもらえるか、必ず事前に確認し、Live2D Cubismのバージョン指定(Cubism 4.0 Proなど)があれば明確に伝えましょう。

表情・動きの自由度をすり合わせる

依頼前には、「どこまで動かしたいのか」という具体的な要望を制作者と徹底的にすり合わせましょう。

  • 基本的な口パクや瞬きだけで良いのか?
  • 喜怒哀楽といった表情差分は必要か?
  • 髪の揺れや衣装のなびき、アクセサリーの動きはどの程度細かく表現したいのか?
  • 腕を振る、ジャンプするなどの大きなモーションは必要か?

このように、動かしたい部位や表現したい表情を具体的にリストアップして伝えることで、制作者もイメージしやすくなります。「可愛らしく笑う」といった抽象的な表現ではなく、「口角が上がり、目が細くなる笑顔の表情」「髪の毛が風になびくように自然に揺れる」といった、より具体的な言葉でイメージを共有することが、ミスマッチを防ぐうえで重要です。

修正対応の範囲と回数を確認する

制作物の修正対応について、依頼前に明確にしておくことがトラブル回避につながります。

「どこまでが無料で修正してもらえるのか?」「修正は何回まで可能か?」「納品後に細かな動きが気になった場合、再調整は可能なのか?」といった点を具体的に確認しましょう。多くの制作者は、軽微な修正を2〜3回程度無料で対応していますが、大幅なデザイン変更や追加依頼は別途費用が発生するのが一般的です。

契約書や見積もり書に修正対応の範囲が記載されているかを確認し、納品後のサポート期間や、追加アニメーションの依頼費用なども確認しておくと安心です。

商用利用・クレジット表記の条件

VTuber活動で収益化を考えている方や、企業でLive2Dモデルを使用する予定がある方は、商用利用が可能か、その際の追加料金や条件を必ず確認してください。

特に個人クリエイターに依頼する場合、非商用利用のみ許可していたり、商用利用には別途ライセンス料が発生したりするケースがあるため注意が必要です。また、制作したモデルを公開する際に、制作者の氏名やSNSアカウントなどのクレジット表記が必須かどうかも確認しておきましょう。

Live2D制作を依頼できるサイト

Live2Dモデルの制作を依頼できるプラットフォームやサービスは、さまざまです。ここでは、特に利用者の多い代表的なサイトを紹介します。それぞれの特徴を理解し、ニーズに合った依頼先を見つけましょう。

つなぐ

つなぐは、イラストやLive2D制作に特化したクリエイターマッチングサービスです。Live2D制作に精通した専門的なクリエイターが多く登録しており、高品質なLive2Dモデルの依頼に適しています。

案件ごとに細かく見積もりを取り、要望に応じたカスタマイズが可能な点が特徴です。料金は比較的高めに設定されている傾向がありますが、その分クオリティと安心感があります。

企業のPRキャラクターや公式VTuberなど、商用利用で最高品質のモデルを求める法人・企業担当者など、プロフェッショナルな仕上がりを求める方に適しています。

また、プロとして活動するVTuberで、唯一無二の高品質モデルを追求したい方や細かな要望を伝え、丁寧なヒアリングと制作プロセスを求める方にも向いているでしょう。

ココナラ

ココナラは、さまざまなジャンルのスキルを売買できる国内最大級のクラウドソーシングサービスです。Live2D制作カテゴリーも充実しており、初心者から実績豊富な上級者まで、幅広いクリエイターが出品しています。

価格帯が数万円〜数十万円と幅広く、予算に応じた多様な選択肢があります。依頼者のレビュー制度が充実しているため、過去の評価を参考にクリエイターを選べることがメリットです。

ココナラは、初めてLive2Dを依頼する個人VTuberで、まずは手軽にモデルを手に入れたい方や、予算を抑えつつ、ある程度のクオリティを求める方におすすめです。

また、多様なクリエイターのポートフォリオを比較検討し、自分に合った依頼先を探したい方という方にも最適でしょう。

SKIMA

SKIMAは、イラスト、漫画、3Dモデル、Live2Dなどのデジタルコンテンツ制作に特化したコミッションサービスです。アニメや漫画風のテイストを得意とするクリエイターが多く集まっています。

SKIMAは固定価格のパッケージ販売と、細かな要望に対応できるカスタムオーダーの両方に対応しています。アニメ調や可愛らしいキャラクターの制作に強みを持つクリエイターが多い傾向で、ココナラと同様に幅広い価格帯で、個人クリエイターからの依頼が中心です。

SKIMAは可愛らしい、アニメ・漫画テイストのVTuberモデルを求めている方におすすめ。また予算や要望に合わせて、柔軟にオーダー内容を調整したい方や、イラストから一貫して依頼したい方にも向いているサービスです。

Live2Dの依頼に関するよくある質問

最後にLive2D制作の依頼に関するよくある質問をまとめます。

Q1. Live2Dモデルの制作にはどれくらいの期間がかかりますか?

A. 制作内容や依頼先によりますが、イラストの準備からアニメーション設定まで含めて、一般的に2〜6週間程度が目安です。複雑なモデルや修正が多い場合は、さらに時間がかかることもあります。

Q2. すでにあるイラストをLive2D化することは可能ですか?

A. はい、可能です。ただしLive2D用にパーツ分けされていない場合、追加で分割や補完作業が必要となり、別途費用がかかる場合があります。

Q3. Live2Dモデルはどんなソフトで使えますか?

A. よく使われるのは「VTube Studio」や「nizima LIVE」、「Animaze」などです。使用予定のソフトに対応した形式(例:.moc3、.model3.json、VRMなど)で納品してもらうことが大切です。

Q4. 商用利用はできますか?

A. 依頼先によりますが、多くの場合は商用利用可能です。ただし、商用利用に追加料金が必要だったり、クレジット表記が必須だったりする場合があるため、契約前に必ず確認しましょう。

Q5. 表情や動きはどこまで追加できますか?

A. 基本的な表情(まばたき、口パク)に加えて、喜怒哀楽、髪や服の揺れ、ポーズ変更など多彩な動きを追加できます。ただし、追加する表情やモーションが多くなるほど費用も上がるため、事前に希望を整理しておくとスムーズです。

まとめ:Live2D制作の依頼ならデジタルギア

Live2Dモデルの制作は、イラスト・モデリング・アニメーションといった専門的な工程を経て仕上がります。費用相場は5万円~30万円以上と幅広く、キャラクターの複雑さや動きの自由度によって大きく変動します。

依頼先を選ぶときは、制作実績や納品形式、表情や動きの要件、修正対応、商用利用の条件など、細かいポイントまでしっかり確認しましょう。予算だけでなく、「どんなモデルがほしいか」「どんな雰囲気にしたいか」も大切にすると、満足度の高いLive2Dモデルが手に入ります。

もしLive2D制作で迷ったら、ぜひデジタルギアにご相談ください。プロのチームが、VTuber用モデルから企業・自治体のPRキャラクターまで、さまざまなニーズに合わせてLive2D制作をサポートします。はじめての方にもわかりやすく丁寧に対応し、高品質な仕上がりであなたのキャラクターに命を吹き込みます。

Live2D制作に関するご相談や見積もりは、いつでもお気軽にお問い合わせください。




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